
はじめてのご来店から、ちょうど1年。
先日、完成した指輪をお渡しした門井さんご夫妻。
『音楽』をテーマに創りあげられた3本の指輪。
3本の指輪が重なり合ったときに響くハーモニーはまるで、
ピアノ、ヴァイオリン、チェロで奏でる三重奏のよう。
アークジュエリースタジオでしか生み出す事ができなかったであろう、ふたりの指輪物語をどうぞご覧ください。
※物語中の写真をクリックすると、大きな画像をご覧いただけます♪
← 2010年12月 初来店
婚約指輪は沙穂里さんのお母様から譲り受けた立爪の婚約指輪をリフォーム。
中心にはお母様のダイヤとお店で用意したシャンパンゴールドのダイヤを組み合わせ、ペアシェイプのフォルムを演出しました。

↑ リフォームされたお母様のリング ↑ センターダイヤのセッティング

↑ デザイン部分のWAX原型製作
センターダイヤの両サイドには、四分音符にみたてた滑らかな曲線が表現されています。
丸みのあるフォルムが、全体のボリュームを感じさせません。
リングのアーム部分は、お母様のリングの材料を溶かして制作。
↓ お預かりしたプラチナを溶かしている様子

↓ 眩いばかりの光を放ちながら、指輪として生まれ変わります
↓リング上部と下部が1つになる前の状態

↓ おふたりにもご覧頂きながら制作は進みました

←完成した婚約指輪をご覧になる淑男さん
2011年4月
『ジュエリーは受け継がれるべきものである』というアークジュエリースタジオ オーナーの言葉通り、様々な想いが詰まったお母様のリングには、溢れんばかりの淑男さんの想いも加わり、世界でたったひとつの宝物として生まれ変わりました。

婚約指輪のカーブにぴったりと合わせた結婚指輪。
沙穂里さんの指輪には10pc、淑男さんの指輪には1pc、それぞれにダイヤモンドがセッティングされていますが、実はこのダイヤ、婚約指輪制作の材料に使わせて頂いたお母様のリングに留まっていたものなんです。
お母様が長年愛用されてきたジュエリーが、ふたりの結婚指輪を光輝かせる。とても素敵な事だと思います。
↓ 指輪を磨いている様子

↓ 淑男さんの指輪にダイヤモンドを留めている様子

リングの内側には規則性の薄い英字の刻印と、手彫りの「B♭」の文字が。

沙穂里さんの指輪には、
刻印打刻の様子 →
G C F F B♭ B♭ A
の7文字、淑男さんの指輪には、
A A F E A A G F
の8文字が記されています。
淑男さん→沙穂里さんの順番で文字を読んでいくと、
A G A C F F E F A B♭ A B♭ G A F
と一見『?』が頭をよぎるような文字の並びですが、
実はこの文字列、ふたりが大好きなある曲のメロディを表しているんです。
音楽を通じて出逢われ、今でも一緒に楽しまれているふたり。
そんなお二人ならではの素晴らしいアイデアでした。
リング拡大→

1年という制作期間を経て、ふたりのためだけの宝物が出来上がりました。
素晴らしい宝物が創りあげられた事ももちろん喜ばしい事なのですが、この1年間でおふたり自身がどんどん素敵になっていかれたのが何よりも印象的で、とても幸せな気持ちにさせて頂きました。
ふたりで何かを創り上げる。
オーダージュエリーには人を輝かせる何かがあるのかもしれませんね。
本日、12月3日に挙式を迎えられたおふたり。
素敵な音楽が流れる中、ゲストのみなさんからの祝福を浴びる姿が目に浮かびます。